2009/02/12

ボレロ



先週の金曜日にギター仲間のmさんに誘ってもらって、

本当に久々にバレエを見に五反田ゆうぽーとへ。

「100年に1度の逸材」と名高いバレエ界の女王、

シルヴィ・ギエム。随分と長い間ご無沙汰していたので、

どうなっているかちょっと心配だったのだけど、相変わらずの

超絶技巧で素晴らしい踊りを見せてくれました。

実はボレロを生で見るのは今回が初めてだったのだけれど、

今更ながらモーリス・ベジャールと言うひとは天才だな、と。

ラベルの曲、舞台セット、そしてシルヴィの踊りが三位一体と

なり、それがすごいうねりとなってクライマックスに向って

突き進んで行くみたいな。背中が下からゾワーっと来て

髪の毛が逆立ちそうに感動(T_T)

しかし、その感動の余韻を「ブラボー!」と言う声が

無残にもかっさらっていったのよ。

そう、「ブラボーフライングおやじ」。

最近、コンサートでもよく遭遇するのだけれど、音楽が

終わるか終らないかのうちに得意げに、高らかな声で

「ブラボー!」と叫ぶんだよね。あれは完全にフライングです。

余韻も含めて舞台なんだからさ。

何はともあれ、シルヴィにとってこれが日本での最後の

ボレロと言うことで、観られて本当に良かった!

mさん、誘ってくれてありがとね☆

2 件のコメント:

  1. バレエには疎い私ですが、映画「愛と哀しみのボレロ」は
    その昔ロードショー公開時に観ました。
    ストーリーはパリやらベルリンやら飛んでついていけない
    感じだったけど、ジョルジュ・ドンの素足の踊りは印象的
    でした。

    「シルヴィ・ギエム」はブログにもその名前が度々登場して
    ましたよね。素晴らしい舞台を観られてよかったね!(^^)

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  2. >kanaloaさん、
    映画版は私も昔見たけど、確かに時代や場所は飛んだり、
    俳優が何役かやったりしたから、頭が混乱して
    ストーリーを良く覚えてません(^_^;)

    シルヴィ・ギエムをはじめ、マラーホフ、ルグリ等、
    輝かしいダンサーたちの踊りをもうすぐ見られなくなる
    かと思うと寂しい限りです。

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